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摂食障害(過食症・拒食症・過食嘔吐)の基礎知識!

摂食障害とは食事関して異常な行動をとってしまう症状のこと?

摂食障害とはED(Eating Disorder)とも呼ばれ、過度な食事制限(ダイエット)や、極端に多い量の食事を食べてしまう状態を繰り返してしまうの症状の事をいいます。

食事量をコントロールできない状態が続くため、心身ともに深刻な影響を及ぼす病気です。

摂食障害は単なる食欲や食行動の異常ではなく
・体重に対して過度にこだわってしまう。

・体重や体型が、自己評価へ大きく影響してしまう。
といった、負の心理的要因に基づく食行動の重い障害です。

 

摂食障害は2種類(3種類)に大別されます。

  1. 神経性大食症:一般的に「過食症」とよばれ、食べることがやめられない症状。
  2. 神経性無食症:一般的に「拒食症」:食べる事ができない症状。
  3. 特定不能:過食でも拒食でもない症状
尚「過食症」の中には
「過食を繰り返す症状」「過食嘔吐」の症状があります。

 

 
神経性大食症:食べることがやめられない過食症とは?
一般的に「過食症」と呼ばれる疾患で、「神経性過食症」「神経性多食症」「大食症」ともいいます。

過食症と呼ばれる症状は、自分で食欲をコントロールできず、短時間で大量の食べ物を食べてしまいます。異常な食欲であるため、家の中のあらゆる食べ物を食べつくしてしまったり、コンビニで大量に買い込んだ食べ物を一気に食べてしまったりします。

「拒食症」のほとんどが「過食症」の前段階であるケースが多く、拒食症状が続いた後に、過食症の状態になり、身体的にも精神的にも様々な障害を引き起こす原因となります。

ただし、体重増加防止のために、むちゃ食いをしても自己誘発性嘔吐や下剤を乱用して排出したり、絶食や過度な食事制限を繰り返してしまうのが特徴です。食のコントロールが効かなくなっている症状ですが、「過食症状」のように、極端に痩せていたり、太ってしまうことが意外と少なく標準体重を維持している方が多く、見た目では解りにくい症状です。

 

また、「過食症」には、
・食べすぎたぶんを吐き出してしまう「過食嘔吐」
・吐かずに過食症状を繰り返す過食症状のみがつづくケースがあります。

どちらの症状の場合も、ホルモンの分泌異常が起きていたり、自律神経のバランスが乱れていたりするため、理性で行動を抑制することが困難である場合が多く、いろいろな合併症を引き起こすだけでなく、自己嫌悪からうつ病にになってしまったり、命を断ってしまう事もあります。

 
過食嘔吐とは
過食症状の状態になると、家の中のあらゆる食べ物を食べ尽したり、コンビニやスーパーで大量に買い込んだ食料を一気に食べてしまったり自分では食欲をコントロールできなくなってりまいます。

だめだとわかってはいるけど、気がついたら過食してしまい「なんでこんなに食べてしまったのか?」「なんて意思が弱いんだ?」と自分を責めたり、落ち込んでしまうため抑うつ状態になりやすく、太りたくないから、食べ過ぎるたびに指をいれて嘔吐をして「食べなかったこと」にしようとします。
食べて吐くを繰り返してしまうのが「過食嘔吐」状態です。


 

意外と標準体重やチョイ痩せタイプの方が多く、気づかれにくいのが特徴。慣れることは恐ろしいもので、はじめは苦しんで吐いていも、だんだん慣れてきてしまい、案外楽に吐けるようになってきます。

吐くのが習慣かしてしまうと食道に炎症がおこったり(食道の炎症とそれによる吐血)、胃酸で歯がボロボロになるなど(エナメル質溶解)、「月経異常」「浮腫」などの症状がでることもあります。

「あとで吐けるから問題ない!」と負のサイクルが生まれ、過食がだんだんエスカレートしてしまうことも多く注意が必要です。

また、「下剤」をしようしてなかったことにする方も多いようで、こちらも体がなれてしまうと、規定量では効きにくくなり、乱用から腸が機能停止状態になることがあります。

 
吐かない過食症
嘔吐や下痢などを伴わず、過度な食欲をコントロールでき状態で過食を繰り返す過食症別名「むちゃ食い障害とも言われます。
短時間で大量の食料をたべ、時間をおかずにまた食べるとことを繰り返すため、肉体的・精神的に大きなストレスがかかり、だんだんエスカレートしていってしまうのが特徴です。

嘔吐(排出)しないため、カロリーの過剰摂取状態が続き、肥満になりやすく、周囲に気づかれやすい症状でもあります。

むちゃ食い状態が続くと、とうぜん健康被害を引き起こします。こちらの症状の場合も、やめたくてやめられない自己嫌悪を感じ続けてしまい精神的に不安定になりやすく、それが原因で引きこもりになることも多いようです。

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